こんにちは!
浦ノ内養魚場では、秋仔マダイの沖出しが始まっています。
沖出しとは、稚魚の飼育場所を陸上の稚魚水槽から海面生簀へ移す工程のことで、稚魚の大きさが3~4cm程度になる頃に行います。
沖出し前の稚魚たち。1回で水槽内の数十万尾という稚魚を沖出しします。
秋仔マダイの場合は、冬場でも海水温が比較的暖かい柏島漁場へと沖出しするため、ホースで吸い出した稚魚は船のカンコへと収容されます。
ちなみに、春仔マダイの生産時には、地先の湾内にある生簀へと沖出しします。
カンコの中の稚魚たち。元気に遊泳していました!
沖出し作業が終わったら、水槽ごとに100尾ずつのサンプルをズラ~ッと並べ、形や色味、サイズなどを評価します。
それでは、次回の更新もお楽しみに!